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お中元に贈るギフトのおすすめは?贈り方のマナーも知りたい!

お中元の季節になるとデパートに大きなギフトコーナーができます。最近はショッピングサイトでもお中元コーナーが開設されています。どこで購入するにしろ、安心してお中元の品を選んで相手に喜んでもらうためにも、基本的なマナーをおさえておきたいところです。

今回は、お中元の基礎知識を改めて確認した後、送る相手別のおすすめアイテムなどもご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.お中元の基礎知識とマナー
    1. 1.1.お中元を贈る時期
    2. 1.2.お中元を贈る相手
    3. 1.3.お中元の「のし」
    4. 1.4.自分や相手が喪中の場合は贈っても良い?
    5. 1.5.お中元とお歳暮
    6. 1.6.お中元のお返し
    7. 1.7.お中元の相場
    8. 1.8.注意事項
  2. 2.お中元でよく使われるギフト
    1. 2.1.ギフトカード
    2. 2.2.スイーツ、季節のフルーツ
    3. 2.3.食べ物
    4. 2.4.飲み物
    5. 2.5.日用品
  3. 3.相手別のおすすめギフト
    1. 3.1.親戚
    2. 3.2.仲人
    3. 3.3.職場、取引先
    4. 3.4.お年寄りがいる家庭
    5. 3.5.子どものいる家庭
  4. 4.お中元は「感謝の気持ち」を形にしたもの

お中元の基礎知識とマナー

お中元とは、「この半年お世話になりました」「暑いので体に気をつけてください」といった気持ちをこめて、目上の人や親しい人に贈るギフトのことです。まずは、一般的な知識を紹介します。

お中元を贈る時期

お中元を贈る時期は地域によって差があるので注意が必要です。おおよそ次のような時期に贈ります。

◆ 北海道・東海・関西・中国・四国
7月15日から8月15日


  東北・関東
7月1日から7月15日


  北陸
7月1日から7月15日/7月15日から8月15日


  九州
8月1日から8月15日


  沖縄
旧暦7月15日まで


お中元を贈る相手

一般的には、目下から目上の方に贈ります。お世話になった方へ贈るものなので、贈る相手は個々で異なってきます。

  親族

  仲人

  上司

  取引先

親族の範囲は家族で相談し、お中元について親族間の取り決めがあればそれに従います。また、取引先の範囲については、職場で相談しましょう。

基本的に、お世話になったことへの感謝の思いを伝えたい相手であれば、誰に贈っても問題ありません。例えば主治医や習い事の先生などに贈る人もいるでしょう。

一方で贈るのを避けなければいけないケースもあります。例えば国家公務員にあたる人や政治家に対して利害関係者がお中元を贈ることは、国[にに1] 家公務員倫理規定や公職選挙法によって禁止されており、控える必要があります。

なお、一度贈るとその後も毎年贈ることが一般的ですが、贈る相手が増えてくると負担になってしまうこともあるでしょう。そうした場合は、お歳暮だけにする、暑中見舞いによる季節の挨拶に切り替えるなどの方法で、調整していくと良いでしょう。

お中元の「のし」

お中元にはのしを掛けることが一般的です。のしは通常「御中元」のしを使います。お中元は何度繰り返しても良いので、水引は、紅白の蝶結びを使いましょう。

贈り主の書き方については、次の記事を参考にしてください。

  結婚祝いにはのし紙が必要?安心して贈るためにおさえておきたい基本のマナー 結婚祝いを贈る際、抑えておきたい基本的なマナーがあります。多くの人が迷う「のし紙」を中心に、結婚祝いのマナーの基本を紹介していきます。 もらって嬉しいVisaのギフト『Visa eギフト』『バニラVisaギフトカード』

自分や相手が喪中の場合は贈っても良い?

お中元は「お祝い」ではないため、基本的に喪中を気にする必要はありません。

相手が縁起を気にする方の場合は、忌明け後(49日を過ぎてから)に水引なしで贈ります。日にちをずらして「暑中御見舞」「残暑御見舞」として贈っても良いでしょう。自分が喪中でも相手が喪中でも同じです。

お中元とお歳暮

お中元を贈った相手には、お歳暮も贈るのがマナーです。ただし、お中元なしでお歳暮のみを贈ることはできます。何らかの事情で年1回に絞る場合は、お歳暮だけにするのが一般的です。

お中元のお返し

お中元は「感謝の気持ち」を示すものです。そのため、基本的にはお返し必要はありません。ただし、お中元の品が到着したことの報告とお礼は必ずしましょう。お礼状を送ると丁寧ですが、電話やメールでも問題ありません。

お中元の相場

一般的には3,000円~5,000円がお中元の相場とされます。相手との関係性などによって金額は上下します。

注意事項

お中元の予算立ては慎重に行いましょう。一度贈ったらその金額でその後も贈り続けるのが一般的だからです。もし「その年だけ大変お世話になったのでもっと特別なお礼をしたい」という場合は、お中元ではなく「お礼」として贈った方が無難でしょう。

お中元でよく使われるギフト

お中元でよく使われるギフトを紹介します。

ギフトカード

以前は「商品券」という形でしたが、最近はカードタイプが主流です。受け取った側が自由に使えるので、誰にでも喜ばれ、相手を問わずに使えるギフトです。


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スイーツ、季節のフルーツ

中元を贈るのは夏なので、冷たいスイーツも喜ばれます。アイス、ゼリー、水羊羹など、バリエーションも豊かです。冷蔵・冷凍タイプの宅配になる場合は、送料が高くなりがちです。相手の好みやアレルギーの有無を知っていないと選ぶのが難しいかもしれません。

食べ物

スイーツ・フルーツ以外の食べ物もよく使われます。夏ならではのうなぎをはじめ、ハム・ソーセージ、肉、魚(加工品含む)、麺類、お惣菜、調味料など種類も豊富です。相手の好みやアレルギーの有無を把握しているのなら、喜ばれるギフトとなります。

飲み物

暑い季節なので飲み物も喜ばれます。例えばビール、ジュース、乳酸菌飲料、コーヒー、お酒などです。ただし好みが分かれるので、相手の好みや家族構成を確認してから贈るのが無難です。

日用品

洗剤、タオル、石けんなどは、基本的にどういった家庭でも使うものなので、喜んでもらいやすいギフトです。食べ物や飲み物のように消費期限を気にする必要もありません。

相手別のおすすめギフト

お中元のギフトは、基本的に上に挙げたような定番で問題ありません。ここでは、贈る相手別のおすすめを紹介します。

親戚

相手の年代や家族構成に合わせて品物を選びましょう。相手家族の好みがはっきり分かっていれば、それに合わせたスイーツやドリンクなども喜ばれます。相手の好みがわからなければ、家族の人数や家族構成に関わらず使うことができるギフトカードがおすすめです。

仲人

仲人をお願いした場合は、結婚後少なくとも3年程度は、お中元やお歳暮を贈ります。それ以降は、お付き合いの深さに合わせて決めてよいでしょう。定番のギフトで問題ないのですが、仲人は目上の方やある程度立場のある方にお願いすることが多いので、高級なお酒や珍しい食べ物、上質のタオルなど、「質」で選ぶのがおすすめです。

職場、取引先

職場の目上の方に贈る場合も、定番で問題ありませんが、量より質で選ぶようにしましょう。取引先に贈るなら、個別包装で日持ちのする洋菓子や和菓子などが安心です。

お年寄りがいる家庭

定番のギフトで問題ありません。ただしスイーツや食べ物を選ぶ場合は、硬すぎず、のどに詰めにくいもので、お年寄りでも安全においしく食べられるものを選びたいところです。

子どものいる家庭

こちらも定番のギフトで問題ありません。ただしお酒などを贈る場合は、ジュースの詰め合わせを選ぶなどして、大人も子ども楽しめるものを選ぶようにしましょう。

お中元は「感謝の気持ち」を形にしたもの

お中元はお歳暮と同様、習慣だから何となく贈っているという人も多いかもしれません。お中元は本来感謝の気持ちを表す贈り物。改めて基本的なマナー、知識を確認し、自信を持って感謝の気持ちを贈りたいですね。

とはいえ、相手の好みがわからないので何を贈ればよいのか悩む場合もあるでしょう。そんなときおすすめなのは、ギフトカードです。相手が自分の好みやニーズに合わせて好きなように利用できるので、誰に対しても自信を持って贈ることができます。

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