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結婚祝いにはのし紙が必要?安心して贈るためにおさえておきたい基本のマナー

結婚祝いを贈る際、抑えておきたい基本的なマナーがあります。マナーを守ることで、相手を戸惑わせたり不快にさせたりすることなく、気持ち良く喜んでもらうことができます。しかしだからこそ、マナー違反になっていないかどうか不安に思う人もいるのではないでしょうか? 中でも「のし紙」については、多くの人が迷うようです。今回は、多くの人が迷う「のし紙」に関するマナーを中心に、結婚祝いのマナーの基本を紹介していきます。


目次[非表示]

  1. 1.結婚祝いにのし紙は必要?
  2. 2.のし紙とは
    1. 2.1.外のし と 内のし
  3. 3.のし紙の選び方
    1. 3.1.のし飾りのついたものを選ぶ
    2. 3.2.水引の結び方に注意する
    3. 3.3.水引の色と数
  4. 4.のし紙の表書き
    1. 4.1.贈る目的
    2. 4.2.贈り主
  5. 5.結婚祝いの相場と贈るタイミング
    1. 5.1.結婚祝いの相場
    2. 5.2.贈るタイミング
    3. 5.3.贈る方法
  6. 6.おすすめの結婚祝いは?
  7. 7.贈る側のマナーを守ってより喜ばれる結婚祝いに

結婚祝いにのし紙は必要?

結婚祝いの贈り物なら、箱に入れてのし紙をかけるのが正式な作法です。それだけでフォーマル感、特別感が増します。若い世代なら、より「非日常感」を覚えるのではないでしょうか。
普通のプレゼントとは異なるフォーマル感、特別感を出すことで、より大きなお祝いの気持ちを表現できます。結婚祝いには、ぜひのし紙を付けることをおすすめします。


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のし紙とは

のし紙は、結婚祝い、出産祝い、進学祝いなどの慶事や、お中元・お歳暮などの贈り物にかける紙です。「のし」や「水引」が印刷されています。包装紙とは別なものです。
現在は、のし紙自体を「のし」と言うことも多いですが、本来「のし(熨斗、熨斗飾り)」とは、細長い包みのような、「熨斗鮑(のしあわび)」を模した絵柄の部分を指します。この「のし」や水引を印刷し、表書きを書いた紙全体が「のし紙」です。
なお、のしや水引が印刷ではなく、本物の飾りがついていることもあります。その場合も、水引の形や本数、表書きのマナーは同じです。また、葬儀や法事などの不祝儀、お見舞いなどにも似た紙が使われますが、水引の色が異なり、「のし」もついていません。正しくは「掛け紙」と言いますが、現在はまとめて「のし紙」と呼ばれることも多いようです。


外のし と 内のし

のしには外のしと内のしがあります。
▷ 外のし
外のしは贈答品をお渡しする際、表書きが先様にはっきりと見えます。そのため、結婚・出産祝いなどは外のしが適しています。

▷ 内のし
内のしは包装紙にのし書きが隠れてしまうため。お渡しする際には表書きが見えません。主に内祝いに用いられます。
また、手渡しなら外のし、発送するならのし紙が傷つかないよう、内のしがおすすめです。


のし紙の選び方

のし紙には、のしや水引の違いによってさまざまな種類があり、贈り物の目的によって選ぶのし紙も異なります。一生の中でも特に大きなイベントである結婚式には、他の場合よりも一層の気遣いが求められます。

のし飾りのついたものを選ぶ

「のし紙」と呼ばれていますが、のし飾りが印刷されておらず、水引だけが印刷されている「掛け紙」は、前述のとおり葬儀や法事などの不祝儀の際に使うものです。必ずのし飾りのついたものを選びましょう。


水引の結び方に注意する

水引の結び方にはさまざまな種類があります。結婚祝いには「結び切り」か「あわじ結び」の水引が印刷されたものを使います。

◆ 結び切り

「結び切り」は、固く結ばれてほどけにくい結び方です。一度結ぶとほどけないので、結婚祝いに向いています。


◆ あわじ結び

「あわじ結び」は、両端を引っ張るとさらに固く結ばれます。そのため、末永いお付き合いが望まれる結婚祝いに向いています。

◆ 蝶結びは使わない

蝶結びやリボン結びは結婚式には使いません。簡単にほどけ、何度でも結び直せるので、結婚祝いには向いていないとされています。同様に、リボン結びのラッピングも結婚祝いには向いていません。
入学祝いや出産祝いなど、何度繰り返しても良いお祝いごとに使われる結び方です。


水引の色と数

水引の色や本数にも決まりがあります。結婚祝いに使う水引の色は、金銀か紅白です。黒白・銀・黄白は弔事向けなので使えません。水引の数は10本か5本にします。5本は一般的なお祝い向けの本数です。結婚式では喜びが重なるように、5本を2つ重ねた10本の水引がよく使われています。

結婚式に出席しない場合は、上記の1/3、もしくは2万円程度少ない金額を目安にすると良いでしょう。夫婦やカップルで出席する場合は、別々にするか、連名で多めに包むようにします。親戚であらかじめ相談して大体の予算を決めておくケースも多いため、贈る前に確認しておくのがおすすめです。


のし紙の表書き

結婚祝いの場合、のし紙には表書きが必要です。水引の上に贈る目的、下に贈り主の名前を書きます。それぞれの具体的な書き方は、この後紹介します。どちらも黒の毛筆、筆ペン、サインペンなどを使って書くか、印刷します。弔事に使うような薄墨(灰色)は向いていません。贈り物を購入する店舗によっては、表書きを書いてくれるサービスもあります。

贈る目的


水引で区切られた上半分には、贈る目的を書きます。結婚祝いの場合には、次のように結婚祝いであることがわかるような言葉を使います。

▷ 「寿」

▷ 「壽」(「寿」の旧字体)

▷ 「御祝」

▷ 「御結婚御祝」

4文字は縁起が悪いとされており、「御結婚祝」は避けるようにします。


贈り主

水引で区切られた下半分には、贈り主の名前を書きます。贈り主とはお祝いを用意した人のことで、多くはご自身でしょう。配送したり他の人に預けたりする場合はもちろん、手渡しするときでも、贈り物を受け取る側の管理のため、記名は重要です。贈り主の書き方は、人数により分かれます。

▷  1人で贈る場合

下半分の中央に自分の氏名を書きます。


▷ 夫婦で贈る場合

次のいずれかの方法で書きます。
・夫の氏名を中央にまっすぐ書きます。その左に、名字部分を開けて、妻の名前のみを書きます。

・中央に名字を書きます。その下に、左右に分けて夫と妻それぞれの名前を書きます。夫が右です。

・中央に(名字)家とのみ書きます。同じ名字の多い親類では紛らわしいので不向きです。

▷  連名で贈る場合(贈り主が3人まで)

最も目上の人の氏名を中央に書き、他の人の氏名を左側に書きます。3人の氏名をバランス良く並べて書いてもいいでしょう。

▷ 連名で贈る場合(贈り主が4人以上)

会社などグループに名前をつけやすい場合は「(○○)部一同」などと所属で書きます。その他の場合は、代表者のフルネームを中央に書き、その左に「他一同」と書きます。

夫婦や家族以外で、連名で贈る場合は、別紙にすべての贈り主の名前と住所を書いて同封しましょう。


結婚祝いの相場と贈るタイミング

結婚祝いとは結婚をお祝いするために贈るプレゼントや現金のことで、結婚式に参列する際に持参する現金とは、別のものです。結婚式の受付で渡すご祝儀とは異なり、結婚祝いは渡すタイミングが明確ではないため悩む人も少なくないのではないでしょうか。
なお、結婚式に参列しない場合は結婚祝いを、参列する場合はご祝儀を渡すケースが多いですが、親戚や親しい友人など結婚する2人との関係性によってはご祝儀と結婚祝いの両方を贈ることもあります。

結婚祝いの相場

一般的な相場を紹介します。社内やグループ内、親戚の中での決まり事があれば、そちらに従いましょう。また、贈り主の年齢によっても変化します。

▷ 友人・同僚の場合

・披露宴に出席する場合:3千~5千円
・披露宴に出席しない場合:1万円程度

▷ 兄弟姉妹、親戚の場合

ご祝儀と合わせて3万~10万円程度になるようにします。


贈るタイミング

披露宴に出席するかどうか、またいつ結婚を知ったかにより異なります。
いずれにせよ、遅くても結婚式や披露宴から1ヵ月以内に贈るようにしましょう。結婚を聞いたのが遅ければ、そこから1ヵ月以内に贈るのが良いでしょう。

▷ 披露宴に招待された場合

出席・欠席に関わらず、結婚式の1〜2ヵ月前までに贈ります。
当日に渡すことはありません。当人たちはそれでなくても多くの荷物を持っているからです。

▷ 披露宴に招待されていない場合

結婚式が終わってから1ヵ月以内に贈るようにします。

▷ 結婚式・披露宴をしない場合

結婚の報告から1ヵ月以内に贈ります。


贈る方法

結婚祝いは訪問して手渡しするのが正式な作法です。しかし現在はお互いに忙しいため、発送することも多くなっています。


おすすめの結婚祝いは?

喜ばれる結婚祝いにするためには、結婚する人の年齢・性別・職業・好みなどに合わせて選ぶことが重要です。しかし、相手の好みがわからないことも多いでしょう。
そこで重宝するのが、現金と同じようにいろいろなところで利用できるバニラVisaギフトカードです。もらった側が自分の好みに合わせて自由に使えます。しかも現金ほど生生しさがなく、受け取りやすさがあります。現金と同じように相場に合わせて金額を調整したり、ギフトボックスに入れてフォーマル感を出したりできるのも、おすすめのポイントです。



ギフトカードは結婚祝いのお返しにも便利です。結婚祝いのお返しについて詳しく知りたい方は、「結婚祝いのお返し金額はどれくらい?相手別の目安とおすすめギフトをご紹介」をご覧ください。


ギフトカードについての詳細は、「結婚祝いにギフトカードは喜ばれる?金額の目安やおすすめのカードもご紹介」をご覧ください。

贈る側のマナーを守ってより喜ばれる結婚祝いに

結婚祝いを贈るには、中身だけでなく、どのような形で贈るかも重要なポイントです。それにより相手への礼儀やお祝いの気持ちを表現できます。結婚祝いを贈る前には、礼儀に合わせた贈り方やのし紙のマナーを知っておきましょう。
結婚祝いはもちろん中身も重要ですが、相手の事情や好みに合った品物を選ぶのは案外難しいものです。そこで、相手の好みを選ばず贈れるバニラVisaギフトカードが便利です。好きなタイミングで好きなものを購入することができるため、少しずつ物を買いそろえていきたい新婚家庭には、きっと喜ばれるでしょう。







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