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創立記念で取引先への贈り物は何がいい? 選び方と押さえておくべきマナー

ビジネスの場において、取引先が創立記念や周年記念を迎えることは少なくないでしょう。その際に、贈り物を用意すると喜ばれます。それによって取引先との関係性を良くする効果も期待できます。しかし、マナー違反の品物を贈ってしまうと、かえって信頼関係が損なわれることにもなりかねません。

今回は、取引先企業の創立記念にものを贈る場合の選び方や、押さえておくべきマナーを紹介します。


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【お役立ち資料】
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なお、社内向けの創立記念については以下の記事をご参照ください。
創立記念イベントの準備はどう行うべき? 流れや記念品、事例も紹介

目次[非表示]

  1. 1.創立記念における贈り物の選び方
  2. 2.贈り物の予算と避けるべき品物は?
  3. 3.取引先へ創立記念の贈り物をする際の注意点
  4. 4.創立記念の贈り物で取引先と良好な関係を築こう

創立記念における贈り物の選び方

取引先の創立記念や周年記念などでお祝いの品を贈るならば、喜ばれるものを選ぶことが重要です。そのためには、目的を明確にして、それにかなった品物を選ぶとよいでしょう。例えば、次のような選び方があります。

●記念行事の成功に役立つ贈り物を選ぶ

会場を彩る花や、行事中に活用できる酒や菓子などを贈り、行事の成功に寄与するケースです。ただし、行事で役立ててもらうためには、当日のスケジュールに組み込み、段取りを整えておかなければなりません。会場によっては持ち込みができないケースもあるため、事前に先方の了承を得ておきましょう。

●高級感や重厚感のある贈り物を選ぶ

贈る相手の末永い繁栄を祈念して、形に残る品物を贈りたい場合には、置時計やデザイン性の高い温湿度計、観賞用漆器、プリザーブドフラワー、エッチングミラー、ステンドグラスなどが挙げられます。高級品や重厚感があるものも喜ばれるでしょう。しかし、受け取る側の企業で「インテリアを置くスペースがない」「オフィスイメージにそぐわない」といった感想をもたれることもあるので、事前のリサーチが必要です。

●実用的な贈り物を選ぶ

実用的な品物を贈りたい場合は、カタログギフトやギフトカード、菓子などが代表的な品目です。または、キャニスターや空気清浄機など、オフィスで役立つものを贈る選択肢もあります。ただし実用品は、役に立つものの無機的になりがちなので、お祝いの「特別感」が見えにくくなる懸念もあります。お祝いのメッセージを添えたり、可能であれば名入れをしたりして、記念品としての側面がかすまないようにするとよいでしょう。

社内の創立記念や周年記念で用意する記念品については、以下の記事もあわせてご参照ください。

もらって嬉しい記念品は? 選び方や法人・個人別におすすめを紹介

記念品をオリジナルで作成するメリットは? 作成の流れや費用感も

贈り物の予算と避けるべき品物は?

贈り物の相場と、贈り物として不向きとされる品目について紹介します。

創立記念における贈り物の相場

企業にものを贈る場合の相場は、一般的には1~5万円と幅広いです。ピンポイントで価格を設定するのではなく、まずは、相場の下限から大きく下回ることがないことを意識しましょう。そのうえで、贈り物をする場面や取引先との関係性、予算などを考慮して、価格帯を決めるとよいでしょう。ただし、特に懇意にしている取引先の場合や、先方が特に力を入れている行事の場合は、5万円以上のものを贈る選択肢もあります。例えば、「100年の大きな節目となる創立記念」「経営難を乗り越えたあとの周年行事」などの場合、行事の重要性に応じた高額な贈り物も検討の余地があります。

避けるべき品目

お祝いとして避けたほうがよいとされる贈り物は、次のようなものです。

●サンダル、靴、靴下、スリッパなどの履物

靴や靴下を企業への贈答品として選択するケースは少ないかもしれませんが、取引先の社内履き用にサンダルやスリッパを贈ろうというときは注意が必要です。これらは、踏みつけることを連想させるためです。なお、個人向けではありますが、結婚祝いでの「おそろいのスリッパ」は、新生活を祝う贈り物として一定の人気があります。

●赤い品物

赤い色の品物は、「赤字」もしくは「炎(失火)」や「血」を連想させるため、ビジネスの場では好ましくありません。コーポレートカラーが赤の企業であれば失礼ではないとされますが、その場合は「御社のコーポレートカラーにそろえて品物を選びました」との旨を添えておくとよいでしょう。

●刃物やハンカチ

どちらも「縁切り」を連想させるため、好ましくありません。刃物は縁を「切る」ことを連想させ、ハンカチは別れを連想させます。特に白いハンカチは避けましょう。一般的なお葬式では「白い布(ハンカチ)」は亡くなった方に使用するものだからです。

●語呂の悪い品物

例えば、クシには「苦」と「死」、シクラメンには「苦」と「死」が入っている言葉なので避けましょう。
また、植物を贈る際は、サボテンのようなトゲのある植物は「ケガ」や「傷つける」ことを連想させるため、贈り物には不向きです。

取引先へ創立記念の贈り物をする際の注意点

物品選びとは別に、贈り物をする際のマナーにも注意が必要です。

●社名や行事名は正確に

社名はわかっているつもりでも、再度確認をしましょう。ローマ字・カタカナ・前株・後株など、うっかり見落としている可能性があります。創立年数や行事名なども注意が必要です。

●創立記念の行事に贈り物を配送する場合

贈り物を事前に配送する場合、行事の「1週間前~前日まで」には届くようにしておくのがマナーです。例えば、花を贈る場合は設置が必要になるため、当日の準備で多忙なときに受取・開封の手間を生じさせるのは望ましくありません。運悪く始業前や会場の運営時間外に配送されてしまうと、再配達となり行事に間に合わなくなる可能性もあります。設置や開封の手間がかからないようなものなら、当日持参しても問題ないでしょう。

●「添え状」と「送り状」の使い方に注意

添え状と送り状の違いを理解することも重要です。「添え状」と「送り状」は語感が似ていますが、目的が異なります。添え状は、贈り物に同封する短い手紙で、いわばメッセージカードです。贈る側の気持ちを深く伝える、贈り物の価値を高めるなどの効果が期待できます。

一方で送り状は、贈り物を配送する場合に「このような目的で品物をお届けします」と事前に連絡する手紙のことです。贈り物の到着を先んじて知らせる目的で送ります。従来の送り状は事前に手紙を郵送するのが一般的でした。しかし、近年はメールや電話ですませることもあるようです。特にビジネスでは迅速性も重視されるので、取引先の社風や関係性に応じて送り状の形態を決めるとよいでしょう。

創立記念イベントの準備

企業担当者によっては、創立記念イベントに参加したことがなく、どのようなイベントなのかイメージしにくいこともあるかもしれません。創立記念イベントの目的や事例については、以下の記事をご参照ください。

創立記念イベントの準備はどう行うべき? 流れや記念品、事例も紹介

  創立記念イベントの準備はどう行うべき? 流れや記念品、事例も紹介 創立記念イベントには社内向けのものと社外向けのものがあります。どちらをメインにするかでイベントの内容や選ぶ記念品も異なってくるので、まずはイベントの目的を決めるのが重要です。全社的なイベントなのでコンセプトを明確にし、時間をかけた準備が必要です。 もらって嬉しいVisaのギフト『Visa eギフト』『バニラVisaギフトカード』

創立記念の贈り物で取引先と良好な関係を築こう

創立記念や周年記念の行事で、取引先からの贈り物は喜ばれるのが一般的です。ただし、相場を大きく下回っている贈り物や、お祝いの場にふさわしくないものであると、かえって心証を悪くしてしまうおそれがあります。事前に、取引先へ贈る場合のマナーや注意点を確認して、ビジネスによい効果をもたらせるようにしましょう。

創立記念の贈り物では、ギフトカードもおすすめです。受け取った相手が自由に使いみちを決められるため、贈る側もギフトとして選びやすく、贈る側・受け取る側双方にとって有意義なギフト商品です。「Visaギフトバニラ」は、 世界中のVisa加盟店で利用できるギフトカードです。

プリペイドカードタイプの「バニラVisaギフトカード」は、実店舗やオンラインショッピングで利用できます。デジタルギフトタイプの「Visa eギフト オリジナルカード」は、オンラインショップで利用でき、メールで簡単に送ることができます。ぜひ取引先の創立記念等の贈り物として検討してみてください。

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