
プリペイドカードはプレゼントに最適! おすすめな理由や贈る方法を紹介
デジタル化の加速や、コロナ禍での生活様式の変化によって、支払いのキャッシュレス化が進んでいます。年齢を問わず、さまざまな電子マネーが使われるようになりました。なかでもプリペイドカードは、プレゼントにも重宝される便利な電子マネーです。軽くてかさばらず、好きな商品を購入する際の決済手段として使えるので、受け取る相手に喜んでもらえます。ビジネスの場面でも、キャンペーン企画のプレゼントや、販売店への謝礼として活用されています。
プリペイドカードについて、基本的な知識、プレゼントにおすすめな理由、プリペイドカードを贈る方法を紹介します。
【関連資料】
プリペイドカードの種類や使用方法、間違えない選び方について、詳しく解説しています。
是非ご活用ください。
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プリペイドカードとは
プリペイドカードは、キャッシュレス決済を行えるツールの一つです。ネットショップやコンビニエンスストア、スーパーマーケットなどさまざまな場所で使えます。最も身近な例は、公共交通機関で使われている交通系電子マネーでしょう。
プリペイドカードは前払い方式なので、使うときには現金は不要です。チャージ可能なタイプのカードは、繰り返しカードに金額を入金できますが、カード残高が支払い限度額になるので、使いすぎることがありません。
VisaやJCBなどのクレジットカードブランド付きプリペイドカードのように、多くの加盟店で使えるタイプもあります。また、販売しているチェーン店の商品購入に限る、または特定の商品購入に限るなど、用途や店舗が限定されているプリペイドカードも多いです。最近はさまざまな種類のプリペイドカードが発売されており、好みのカードを選ぶことができます。
プリペイドカードの種類
プリペイドカードを使い方の違いで分類すると、「使い切り型」と「チャージ型」の2種類に分けられます。
●使い切り型
初回入金分を使い切ったら再度チャージすることはできない、1回使い切りタイプです。「図書カード」や「QUOカード」などがこのタイプです。
使い切り型のプリペイドカードは、社内インセンティブや販促キャンペーンのノベルティとして、法人向けとしての需要も高いです。
●チャージ型
繰り返しチャージして使い続けられるタイプです。「Suica」や「nanaco」などがこのタイプです。法人向けとしては、従業員の経費精算、交通費の支給などに使うことも可能です。
プリペイドカードの種類については、以下の記事もご参照ください。
プリペイドカードにはどんな種類がある? 便利な使い方や購入方法を紹介
なお、プレゼントに使われることも多いプリペイドカードは、ギフトカードとも呼ばれます。ギフトカードの種類については、以下の記事もご参照ください。
ギフトカードにはどんな種類がある?シーン別のおすすめも紹介
プリペイドカードがプレゼントにおすすめな理由
プリペイドカードの多くはギフトカードとして、個人や法人が贈答用に利用するのにおすすめです。理由には、次のようなものがあります。
個人・法人向けに共通のメリット
- 額面が高くなっても軽く、紙幣のようにかさばらず、持ち運びしやすい
- 最低金額以上であれば自由に金額を設定できるので、用途に応じて使いやすい
- プレゼントとして、のし紙や包装紙をつけて贈ることができる
- 相手の好みや目的に合わせて、さまざまな種類のカードを使い分けることができる
- 個人利用では審査もなく、年齢制限もゆるやかなので、より幅広い相手に贈ることができる
- 利用登録や年会費が不要なので、贈る相手に負担をかけない
法人としてのメリット
- 取引先へのプレゼントとして使いやすい
- キャンペーンや消費者へ提供するノベルティとしても使いやすい
- 小さいので発送コストを抑えられる
- 予算に合わせて金額を自由に設定できるため、使い勝手がいい
ギフトカードの活用方法については次の記事もご参照ください。
【徹底解説】ギフトカードの活用方法とは―メリットや選び方のポイントを紹介
プレゼントにおすすめのプリペイドカード
プレゼントとして相手がもらってうれしい、おすすめのプリペイドカードをいくつか紹介します。
ブランド付きプリペイドカード
●バニラVisaギフトカード
使い切り型で、国内外のVisa加盟各店で利用できます。実店舗だけでなくオンラインショッピングでも使えるので、使いみちが幅広く、多くの人に喜ばれるでしょう。
注文後は有効化されていない状態で届くため、金券として小口管理をする必要がありません。そのため、経理の負担も大きく削減できます。
個人向け「バニラVisaギフトカード」
法人向け「バニラVisaギフトカード」
●JCBプレモ
繰り返しチャージして使えるチャージ型のプリペイドカードで、オンラインショップやコンビニエンスストアなど、全国70万店以上で利用可能です。
インターネットをはじめ、コンビニエンスストアでもカードの購入が可能で、チャージ方法もオンライン、店頭経由など複数あります。審査不要のため幅広い層に贈ることができます。
人気のオンラインショップで使えるカード
●Amazonギフト券
Amazonで買い物ができるプリペイドカードです。Amazon以外の場所では使えませんが、Amazonを利用する人は多く、さまざまなものを扱っているショッピングサイトなので、便利なギフトカードといえるでしょう。
カードの現物が存在しないデジタルギフトとして、メールで相手に送ることもできます。
●Apple ギフトカード
以前は、アプリやサービスを買える「App Store & iTunes ギフトカード」とデバイスを買える「Apple Store ギフトカード」の2種類に分かれていました。2021年11月から、「Apple ギフトカード」[成瀬4] に統合されて提供されています。どちらもアプリの購入や課金、アップル製品の購入が可能です。
人気の飲食店やスーパーなどで使えるプリペイドカード
●スターバックスカード
スターバックスの店舗やオンラインショップでの支払いに使えます。スターバックスや、セブン-イレブンの一部店舗で購入でき、オンラインでチャージ可能で繰り返し使えます。
複数のスターバックスカードから残高を移行することもできるので、重複を気にせずに気軽にプレゼントできます。
●イオンギフトカード
イオングループの電子マネーとしては「WAON」が有名ですが、プレゼントとして電子マネー WAONを贈ることはできません。「WAONポイント」として贈り、受け取った側はイオン店頭の端末で手続きをする必要があります。
イオンギフトカードなら、ほかのプリペイドカードのように、チャージしたカードを贈るだけですぐに利用が可能なので、プレゼントに向いています。イオングループ以外にもさまざまな店舗で使えます。
プリペイドカードを贈る方法
プリペイドカードをプレゼントとして贈る方法や、法人で導入する方法を説明します。
個人の場合
プリペイドカードは店頭やインターネットの公式サイトで購入できます。店頭では、カードの実物を購入することが可能です。公式サイトで購入する場合は、次のような手順となります。
1.贈りたいブランドやサービスを選ぶ
VisaギフトカードやAmazonギフト券など、相手に合わせたブランドを選びます。
2.贈りたいカードを選ぶ
ブランドを決めたら、贈りたいカードの種類(カード、デジタルギフト)や金額を決めます。
3.メッセージ、のし・ラッピングの対応
サービスによっては、購入サイト上でラッピングも可能です。追加料金が発生する場合があります。
4.代金を決済する
決済方法はクレジットカードやインターネットバンキングでの支払いが一般的です。
5.送る
送付先を指定します。相手に直接送ることも、まず自分に送って相手に手渡すか、ほかの品物と合わせて郵送することも可能です。
郵送する場合は、一般書留や簡易書留、ゆうパックなど、追跡可能で補償のある方法を使いましょう。
ギフトカードの郵送については、次の記事も参考にしてください。
商品券やギフトカードを郵送する方法とは?マナー違反にならないポイント
法人の場合
単発で購入(スポット購入)するか、一定期間継続的に利用するかで購入方法が変わります。
●スポット購入の場合
1.資料請求・問い合わせ
2.注文:審査あり
3.精算:指定日までに入金する
4.納品:有効化する前のカードやコードが納品される
5.ユーザーへ配布
●継続利用の場合
1. 資料請求・問い合わせ
2. 商談:用途、頻度、ターゲットなどをもとに最適なプランを検討
3. 契約:審査あり
4. 導入:有効化する前のカードやコードが納品される
5. ユーザーへ配布
多くの人に喜ばれるプリペイドカードはプレゼントにおすすめ
プリペイドカードには、VisaやJCBなどのクレジットカードブランド付きカードから、使える店舗や商品が限定的なカードまで、さまざまな種類があります。登録や身分証明などが必要なく、使える金額もカード残高までに限られるので、幅広い層に贈ることが可能です。ビジネスでも、販促キャンペーンや、社内インセンティブ・福利厚生でのプレゼントとして活用できます。
法人利用の場合は、キャンペーン、インセンティブなどそれぞれの用途に応じて、受け取る側に喜ばれるプリペイドカードを選ぶことが重要です。そのためには、クレジットカードブランドのプリペイドカードなど、幅広くいろいろな場所で使えるプリペイドカードを選ぶとよいでしょう。